【ちよだの声の見解】政務活動費の削減及び議員報酬引き上げに関する一連の報道について

本日11月25日のテレビ朝日の報道において政務活動費月額15万円の内、10万円を報告義務のない議員報酬に上乗せする案について議員25人全員に賛成か反対かのアンケートを問われました。

区長の提案である今回の報酬上乗せ案について、私たち「ちよだの声」は報酬等審議会における元区議の不透明な人選について反対の意思を表明して参りましたが、議会としても「結論」については同一見解に至るものとの感触を得た為、議長コメントに賛同し統一見解と致しました。口頭では反対の表明をしました。

このことがテレビ報道では大変わかりにくいように見えたことについて最初にお詫び致します。

私たちちよだの声は、どのような答申がなされようと、今回のような報酬上乗せする条例提案には絶対反対を致します。

本来、報酬答申議会のメンバーは学識経験者の他は、区民並びに区民団体の代表12名をもって構成するものであり、今回の議論を主導した元区議はすでに沖縄に転居しておりそのいずれにもあたりません。

これは二元代表制においては大変重要な原理原則でありこれを違える区長による人選は議会に対する区長の越権行為であるとさえ言えます。

以上ちよだの声の本日段階での見解と致します。

参考)東京新聞:
政活費の2/3 議員報酬に 公費付け替え 千代田区が検討
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015112490070748.html

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