29.03.07 千代田区第1回定例会(第1375号) 小枝すみ子議員 代表質問抜粋
○副議長(河合良郎議員) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
この際、会議時間を延長します。
各会派の代表質問を続けます。
ちよだの声を代表して、13番小枝すみ子議員。
〔小枝すみ子議員登壇〕
○13番(小枝すみ子議員) 平成29年(2017年)第1回定例会に当たり、ちよだの声を代表して質問をさせていただきます。
石川区長5期目の区政に当たり、今後の区政運営について伺います。
今、都政が音を立てて変わりつつあると、多くの都民は感じています。私自身もそのような感覚で、現都政の変化を感じています。さまざまなことが起きているわけですが、一番大きな変化とは、何といっても、「豊洲土地購入問題」において、決定権者であった元知事の法的責任を排除することなく、調査することにしたことです。住民訴訟における資料も、いわゆる「のり弁」と言われていたものが、小池都知事のリーダーシップで、情報公開する方向に転換しました。
また、ごく身近なところでは、「白山通りイチョウ並木伐採の見直しを求める陳情」を、都議会が趣旨採択したことに伴い、第一建設事務所が説明会を開催したことです。過日、地元中学校で行われた説明会では、東京都の変化を体感させるものがありました。会場内の沿道住民、商店主、町会長は、東京都のこれまでのやり方に、ふんまんやる方ないと怒りが爆発しておりましたが、東京都は丁寧にこれを聞き、かつ、説明し、結論としては、千代田区議会の4つの委員会集約と、千代田区がこれから策定する方針に従うとのことでした。
つまり、意見を聞きおくという、いわゆるガス抜きではありませんでした。既に、昨年7月、区議数名で沿道区民の苦情を伝えたときは、全くの通り一遍の対応だったということがうそのように、そのときと同じ課長が、説明会の先頭に立ち、区民・都民の方向を向いて、真摯に意見を聞こうとする姿に、「トップが変われば現場は変わる」というのは本当のことなのだと実感した瞬間でした。
では、画像をお願いします。… つづきはこちらの PDF でご覧ください。
29.03.08 千代田区第1回定例会(第1376号) 小林たかや議員 一般質問抜粋
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○副議長(河合良郎議員) 次に、14番小林たかや議員。
〔小林たかや議員登壇〕
○14番(小林たかや議員) 平成29年第1回定例会に当たり、一般質問をいたします。
都民が8割支持している小池都知事の全面的な支援を受けた石川雅己氏が区長選を制し、石川区政5期目がスタートしました。我が会派ちよだの声では、4期までの石川流の行政運営は、ダブルスタンダードで二重基準を操り、どちらにもいい顔をして押し切り、自分の思ったほうにかじを切る区長の手法を指摘しました。その石川区長が、区長選後の当選記者会見で、今回の勝利は小池知事の支援のたまもの、ともに次の政治ステージに向け、知事と力を尽くしていきたいと語っていますが、これはどういう意味でしょうか。小池知事のように、誰の目にも見える形で情報公開をし、透明性を重視して行政運営をなさるおつもりなのか、今後の姿勢をお伺いし、質問のスタートといたします。
まず初めに、千代田区人口ビジョンについてお伺いします。
平成28年3月に発表された千代田区人口ビジョンによりますと、設定シナリオごと将来人口を推計した結果、3つのシナリオ、高位、基本、低位、全てにおいて平成50年代まで約30年間は人口は増加基調で推移する。基本シナリオでは平成67年、2055年、38年間増え続け8万1,487人でピークを迎え、その後減少に転じています。低位シナリオでも、平成57年、2045年、28年増え続け、7万6,438人でピークを迎えております。(スクリーンを資料画面に切り替え)
ここ、随分先ですけれども、低位でも28年後、2045年、基本シナリオ、ここなんですけど区が言っているのは2055年、こんなところがピークになっております。しかし、総務省の統計局の平成29年2月人口推計によりますと、1億2,683万人と前年比18万人の減少で、日本社会全体が既にピークアウトしている現状です。(スクリーン表示を元に戻す)(スクリーンを資料画面に切り替え)
この10年ぐらい前からずっと日本は減少傾向です。もう既に今年は18万人減っちゃっております。また、東京都のホームページ、都民ファーストでつくる「新しい東京」の人口推計においても、2025年、9年後に1,398万人とピークを迎え、区部も2030年、14年後にピークアウトするという推計です。千代田区は2055年でピークで25年も東京都とずれています。これですね。今はここです。2020年のオリンピックがここで、東京都全体はここの1,398万人でピーク、そのまま区部もここでピーク、それなのに千代田区は2055年、こんなところがピークです。25年もずれています。(スクリーン表示を元に戻す)
「千代田区まち・ひと・しごと創生総合戦略概要」でも、将来の人口推計で2055年、38年後にピーク、約8.1万人を迎えるとしております。(スクリーンを資料画面に切り替え)この概要がこれです。真ん真ん中に書いてあって、これを大きくしますとこうで、2055年と強調しております。
ここで質問します。1、千代田区人口ビジョンは誰が何をもとに作成されたのですか。
2つ目、国や都の人口推計は国勢調査による人口をもとに推計しておりますが、区は何を根拠にどういうふうに推計しているのかお答えください。… つづきはこちらの PDF でご覧ください。