ご存知ですか? ほんの小さな工夫が多くの人に優しくなる

先日、初めて知った”シャンプー”と”リンス”のボトルの違いについて感動したのでシェアさせてください。

頭を洗って髪が濡れている状態ですと長さによっては顔に髪がはりついてしまって次に使うボトルを手探りで探す時があります。そんな時に側面についているギザギザがボトルを掴んだ際にその感触から自分が必要なものかどうかを判断することができます。

少し調べてみると、1990年代に花王がこれを始め、その後業界に広がっていったようで国内産のものに関してはその殆どが同じようにギザギザが入っているようです。

こうしたものはバリアフリーの概念をさらに一歩進化させたユニバーサルデザインと言われています。ユニバーサルデザインは7つの原則(公平性、自由度、簡単、明確さ、安全性、持続性、空間性)に基づいてすべての人に使いやすいものとしてデザインされています。それらが事故を未然に防ぎ、どんな人にも優しい社会を築いていくのだと思われます。モノづくりをされる人たちのその創造性と気遣いという恩恵に私たちは毎日知らず知らずに預かっているんだなぁといった感想でした。

シャンプーのギザギザ シャンプー容器の工夫

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