ご存知ですか?お茶の水小学校建て替え“その後”

-お茶の水小学校、校舎建て替えのその後と現在についてお伝えします-

🔷ちよだの声では、平成28年(2016年)7月11日ちよだの声ニュース6号で、お茶小移転問題を特集しました。特集号はこちらです。
⬇️ニュース6号
ちよだの声ニュース 6号


🔷その後、平成29年3月28日をスタートに「お茶の水小学校幼稚園施設検討協議会」が開催され、地元町会、学校保護者、先生方、行政などから24名で、13回にわたり会議を重ね、猿楽町1丁目1番地の現在地において、新たな小学校の建て替え計画を完成することができました。
協議会の検討過程は以下です。⬇️https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kosodate/gakko/ochanomizusho.html

🔷新たな小学校のパース図は上の画像となります。
地元の希望で、現在の校舎の前の校舎(復興小学校)と同じ建て位置で、錦華通りと猿楽通り側に沿った形、5階建です。校舎の西側と東側には桜の木が10本以上植えられる予定です。現在の子どもたちや住民を見守ってくれた桜の木は年齢的にも60歳を過ぎ、移植が困難でありお別れです。
校庭にあったプールは、公園側北側の6階に、全天候型の室内プールとして作られます。隣接する公園と一体で活用もできるように、校庭から校舎のピロティー(5メートル高さ空間)を抜けて、公園にまっすぐと走り抜けることもできます。地下2階の体育館は、バスケットボールの公式戦ができる広さで、気になるのは、地下ゆえに災害時のことを考えると自然採光がもう少し欲しいところです。水道橋の東洋高校などは、歩道から地下の体育館を覗き見ることができるようになっていて参考になります。災害時については、2階には多目的ホールやランチルームもあるので、そうしたところも活用されるでしょうし、一階部分も活用するでしょう。麹町小学校についで免震構造の小学校になったので、安心感は大いに増します。


🔷今年の7月末から8月には、お茶の水小学校は一時「旧九段中学校」に移ります。2019年(令和元年)9月〜2022年(令和4年)12月まで(工期は解体に8.5ヶ月、建設に32ヶ月予定)予定通りであれば、現在の1年生が4年生の3学期に帰ってくることになります。希望者は全学年、バスで移動していただきますが、改築の間は子どもたちや保護者のみなさまにご苦労をおかけします。仮校舎は、我が家の子どもも一橋中学校建て替えでお世話になった校舎です。
https://kudan-j.com/


🔷今年から、錦華公園の改修について話し合いが始まります。学校建て替えについては、九段小学校の経験を参考にしましたし、公園改修については、九段小学校隣接の東郷元帥記念公園の改修問題を参考にできます。(ちよだの声N.12の2頁目参照
錦華公園錦華公園では樹木を伐採せず、子ども参加で公園改修をしてみるなど、実践してみたらどうだろうか。近隣の皆様が、一年中ラジオ体操をしている公園です。公共施設適正配置構想(コウテキハイ)から、最初の3年だけと言ってプレハブで幼稚園を整備してからなんと25年(申し訳ないこと)、仮校舎が解体されて、どんな公園になるのか楽しみです。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加