『怪文書』について記しておこう❕

1月31日の区長選挙を目前に
複数種類の「怪文書」が郵送、ポスティングされている

タイトルは、
「政務活動費の不正取得」を追求するとある。真実はどうなのか。
そんなことを言えないような方々が、セッセとこのような文書を流布しているので一応、ここに記しておく。

【平成23年度(2011年)政務活動費訴訟のあらまし】
第一次訴訟 判決
①自民党10人 3,712,236円+利息・・・会議費、人件費、図書費など
②ネット1人 231,487円+利息・・・タクシー、視察、研修費など
③公明党2人 1,549,258円+利息・・・会議費、タクシー代、視察代など(判決を待つことなく全額返還)

第三次訴訟 判決
①新しい千代田4人 970,630円+利息・・・タクシー代など
②行革クラブ 1人  12,490円+利息・・・タクシー代など
③ちよだの声 4人    「違法なものとは認められない」

【公適配から今まで、30年】
私は1991年、千代田区の職員を退職してほぼ30年、千代田区議会の中で住民の声がどうしたら反映される千代田区になるだろうか悪戦苦闘してきた。

1期目の時は、自民・公明・社会・共産の4会派以外の議員は存在せず、4人の幹事長でほとんど全てが決まってしまう、その勢いで、公共施設適正配置構想という1000億円もする莫大な公共事業(コウテキハイ)がささっと決まってしまった。

それら莫大な公共事業の全てのもとになる14の小学校を誰がいつ全校廃止にしようと決定したのか、いまだに誰も口を割ることはない。そうした時代の政務調査費(当時はそういいました)は、大会派においては根回し交流、飲食代、視察費に消えていたとも言われ、情報公開などする区民もまだいませんでした。

コウテキハイに怒った住民たちは、区長選を戦い、1995年4人の区議を送りました。その方々のほとんどは保守系のいわゆる旦那衆で、千代田の自民党に怒って立ち上がった方々・・・。
住民運動の高まりとともに情報公開が進みましたが、政務活動費の問題は、各会派の考え方に埋もれてなかなか改善の合意が進まなかったことも事実でした。同時並行で全国の市民派の議員を中心に開かれた議会への運動も始まるようになりました。

そういう意味で、住民の監視が高まったことは確実に改善につながっているし良いこと。
けれど、今回そうした問題を個人攻撃にしている方々が、過去にこの裁判で同じ敗北をしている張本人(社会党の元幹事長)だったり、さらにはもっとひどい使い方をしていOB(自民党の元幹事長)であること、まさに「どの口がそういうことを言うのですか?」という状態”(-“”-)”

怪文書チームと訴訟チーム
これは、トップに貼り付けた「怪文書」の中にある「事情通」と称賛される元区議の平成23年訴訟の判決にある添付書類のごく一部、本当はもっとたくさんのリストになっている。大負けだ。いまは自称ローカル紙において石川区長礼賛の記事を書いている。

すでにご報告済みだが、女性勝手連の勇気ある行動に、男性区議OBもはせ参じたというところを見て欲しい。その方々のほとんどが自営業者で、つまりこのまちで生まれ育ち終生ここで生きていく人たちだ。

一方、私のことも常に攻撃してきた「怪文書チーム」および「訴訟チーム」もそうだが、この方たちがいつも私たちに発してきたメッセージは、石川区長の邪魔をするな、鬼滅風、きぶつじむざん風に言うなら、私たちにただただ「平伏せよ!!」と言ってきた。
もしも、同じ平成23年の政務活動費のことを問題にするなら、「ローカル紙の公平性」も問えるはずだし、現在の「選挙管理委員の適格性」だって問える。でもこの人たちは、ある一方向しか問わない。

少なくとも、自民党の「新しい千代田」の人たち4人はこのような自民党を変えようと格闘してきた。利権にもメスを入れてきた。私が30年議会にいて、あまり見たことのない出来事だった。

公適配に関する百条・・ついでに
参考にもう一つ。
平成23年3月の元祖百条委員会の中間報告をここに貼り付けます。

https://f765d36f-d57c-43c3-8b23-47fde5b6d10c.filesusr.com/ugd/c59841_3d070a56074a4080b6a24c71fb384f7e.pdf

ここで証言に立った方=議員に苦しめられ退職した経理課長は、いまでもお元気でいつでも証言すると言っています。こうしたことのない千代田区にするために、女性勝手連は、立ち上がったのだということ、そして対話の千代田区というならば、女性勝手連のズーム会議に対話を申し込んではどうだろう。きっと喜んでお迎えするはず。とにかく卑怯で下劣な行いはいい加減にしたほうがいい。違法行為でもあり、見つかったらそれこそ刑事罰なのだから。

もういい加減に終わらせて、住民にしかできない事
私は1月31日、このような千代田区の30年を千代田区民の手で、終わらせてほしいと願っています。

2021年(令和3年)1月23日
千代田区議会議員 小枝すみ子

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