10/17 千代田区議会第三回定例会、閉会のご報告!

官製談合事件に揺れる千代田区議会いったん閉会

ここがスタート。
(この会議をインターネットで傍聴して、デタラメさを知った人も多いと聞きます。)
○本会議での私たちの質問は以下 ↓↓↓
令和 6年 第3回定例会(第2日 9月25日 代表質問)はまもりかおり ちよだの声

令和 6年 第3回定例会(第2日 9月25日 一般質問)小枝すみ子 ちよだの声

10月1・2・3の決算委員会、10月4日の再発防止委員会、10月10・11日の総括質疑を経て、
やっと全容がうっすら見える。

本来ならこんなに頑張らなくても情報が開示されて然るべきだが、
3月までは捜査に関することは言えないといい、
4月からは捜査が終了しても警察から口止めされたので、開示できないと警察のせいにする。私たちは「捜査情報を出せ」と言っているのではない。
「行政がどう対応したか」ということを聞いているのだが、混同した答弁を繰り返す。そうした中でもつぎはぎ情報で分かったことを記録しておく。令和5年の9月遅くとも10月から、行政管理担当部が手配した「千代田会館10階会議室」で、
半年にわたり、多くの職員が勤務時間内に事情聴取に応じたのだ。
決算審査において、令和5年の千代田区のありようを、決算において説明するのは当然のこと。
警察当局の意向というが、警察当局に行政の対応について説明をさせない権限はない。ないことをするはずがない。とにかく、秘密秘密秘密、区議会の過半数会派とタッグを組んで、ごくごく初歩的な質問をしても、怒鳴られたり、懲罰さえも仕組まれる、そんな不可解な議会に、慣れてしまっている自分もいる。

そのような中、うっすら見えてきたこと時系列的にメモしておこう。

令和4年(2022年)

8月 有罪判決を受けた元職員覚悟の告発
9月 捜査2課による捜査始まり、かつ中断

令和5年(2023年)

9月 捜査再開 有罪判決を受けた元議員に見知らぬK弁護士から連絡
10月10日⭐️ 区長室秘書に捜査協力依頼(と答弁)
10月13日⭐️ 元議員、環境まちづくり委員長として最後の委員会出席(病休と連絡あるも突如出席)
同日①外神田再開発都市計画を告示②神田警察通り仮処分起案即日弁護士発注③日テレ協議会
10月13日 〜 令和6年1月7日まで 元議員環境まちづくり委員長、重篤な病気として長期欠席
10月13日 〜 12月1日まで 環境まちづくり委員会を開催できないまま、二番町手続き進める。
10月30日 〜 12月5日 元経理課長(当時環境まちづくり総務課長)長期療養
11月8日⭐️ 逮捕後、有識者会議を依頼する弁護士に、区の取るべき対応について助言を受ける。

令和6年(2024年)

1月24日⭐️ 元区議および元職員逮捕 同日、区役所・区議会家宅捜索
1月29日⭐️ 再発防止検討対策委員会設置 9名
メンバー:区長・副区長2・教育長・政経部長・行政管理担当部長・総務課長・人事課長・契約課長
1月29日 から 6月7日まで 職員へのヒアリング調査
1月30日 区長記者会見 報道では第三者委員会の設置とあるが、実際は専門家会議。
※ 動画が公表されていないので、検証できない。
2月2日  議運に真相解明の区民陳情多数提出
2月8日⭐️  再発防止対策有識者会議設置 3名
メンバー:野々上尚弁護士・中村芳生弁護士・山本佐和子(元公正取引委)
2月14日 別の3案件で追起訴
2月19日 から 2月29日まで⭐️ 職員アンケート (係長以上)
4月4日⭐️ 職員・元職員書類送検(検討対策委員会のメンバー含む)
4月12日 不起訴に
6月5日  職員・元職員4人 懲戒処分(     〃     )
6月7日⭐️  元議員 公判(多くの区民傍聴)
6月12日 業者2社指名停止処分
6月13日 元職員 判決(判決文の中に「上司からの指示があったとは言え」と記述)
7月16日 元議員 判決(多くの区民傍聴)
7月18日 第三回有識者会議をもって会議終了
7月24日 「再発防止報告書」「アンケート調査結果報告書」首脳会議で了承
7月31日 区長 記者会見 ※ 動画が公表されていないので検証できない!
9月11日⭐️ 副区長による依命通達(区議会議員への対応など)

ざっかん:

 昨年10月から半年にわたり、千代田会館10階に捜査の協力をするよう職員に連絡をした人が誰なのか、どのようなことについて聞かれたのか報告するようにと求めていた人は誰なのか、政策経営部長か危機管理担当部長というのが通常だけれど、前者は官製談合に関与していたということで、懲戒処分を受けている。後者は、いっさい答弁に立たず、4月から異動してきた政経部長が何も把握していないと、繰り返す。
そうこうしているうちに、係長以上の職員アンケートの内容に、議員からのパワハラが問題と答えたものが多いという括りで、まちじゅうに、わたしの名前も入った「議員のパワハラが問題だ」とする怪文書がばら撒かれた。
アンケートの本文は、個人情報だと言って開示しない。加工された概要版を見ると、アンケート回答者の25%、4分の1が上司からのパワハラが問題と答えている。議員からと答えるのは7%。いずれも問題だが、不自然さが拭えない。
区長と区議会でもっとパワーを持っていた元議員が、就任直後から二人三脚で回してきたことは傍聴してきた区民は誰も知っている。今回の決算総括質疑2日目の朝、わたしの前日の発言が不穏等と削除を求められ、処分されるのもたまには良いかなと思ったけれど、これで紛糾して皆の貴重な質問時間を圧迫することになってはいけないと、あっさり、議事録削除することを応じた。いつも発言せずダンマリの区長が「みんな待ってるんですよー」「早くしてください」と自席から怒鳴った姿を見て、珍しいなあと思う。わたしは定時で委員会席に座っていた。皆さんの方が、何か相談しているらしく、席はガラーんとしていた。どうしたのかなと待っていた。謀略めいてさすがに怖い。わたしが言えることは、危機感を持つ区民は、議員になって区政を区民に取り戻すように行動を起こす時なのではないかなあということ。相当おかしな方向に行ってますよー。

過ぎ去ると忘れてしまうので、ここにメモをしておきます。

2024年10月20日 小枝すみ子@神保町にて

※わかりやすい傍聴者ブログ貼り付けます ↓↓↓

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